阪神大震災で目覚めたメイクセラピー話します☆
今まで少しづつ話していますが、わたし自身の事をお話させていただきます。
生まれは兵庫県豊岡市。
日本海に面する雪国です。
叔母が看護師をしていて、子どもの頃から働く輝く女性に憧れていました。
看護の道へ進み、養護教諭の資格を取り、保健室の先生になりました。
20代は、毎日子ども達と走り回って真っ黒になって過ごしていました。
30歳になった時に「自分磨き」にメイク教室へ行きました。
それまでは化粧は「ケバい」「化ける」と言ったマイナス的なイメージでした。
ところが「ナチュラルメイク」を教えてもらい、その方法が新鮮でした。
また、化粧の勉強をして自分が変わる事が楽しく、淡々と数年間勉強をしていました。
その真っ最中に「阪神淡路大震災」が起こりました。
当時、宝塚市の小学校に勤めていて、勤務先は避難所になりました。
避難者の人たちのケアをしていた中、一人の落ち込んだ女性に出会いました。
そのコミニュケーションの手段として口紅を一筋指してあげました。
鏡を見たその女性の顔は嘘のようにパッと輝きました。
その時、メイクの持つ力の大きさを目の当たりにしました。
「化粧は外見だけじゃなく、心に与える影響が大きい。」事に気付きました。
それから、もっと化粧が極めたくなり、
「かづきれいこ」「シュウウエムラ」「小林照子」
など様々なところでメイクを学び、最終的には「アピアランスリハビリセンター」の
傷やあざを隠す「カバーメイク」のインストラクターを習得しました。
それと同時に、「アピアランスリハビリセンター」の「静脈マッサージ」の
インストラクターを習得して、エステティシャンの資格も取りました。
仕事をしながら休日は、施設へ訪問するメイクボランティア活動を始めました。
高齢者・障がい者の人が化粧をした後、どんどん元気になる姿を見て、
「もっと沢山の人にこの喜びを味わって欲しい。」と決心して、
40歳で学校勤務を退職しました。
「自分がしなくては誰がするの?」と使命感に燃えて一つのハードルを越えて行きました。
グループを作るためにボランティアを募集していく中、思いのほかメイクボランティア
に興味を持つ人が多いことに気付きました。
そして、このグループを後世に残したいと、事業を立ち上げる決心をしました。
2002年メイクボランティアグループ「shin.shinフレンド倶楽部」結成
2011年2月「メイクセラピーshin.shin」開業。
2012年2月「芦屋隠れ家サロンshin.shin」開業。
開業して3年目で、メイクセラピストとして活動し始めて11年目になります。
社名のshin.shinとは「心=身」心と身体は繋がっているという思いで命名しました。
「美容を通じて心を元気にし、共に明るい社会を創る」事を人生の目的にし、
現在は「shin.shinメイクセラピスト養成スクール」を開講してメイクセラピストの育成を
しています。
高齢者施設で思うことは「オシャレな人は元気です!」
高齢化社会になるこれからも、より元気で健やかな人々が暮らす社会創りのお手伝いをして
行きますので、末永くどうぞよろしくお願い致します。
☆今日も読んでくださって、ありがとうございます。
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編集 みきしほ
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