施設で行うシニアメイクの手順を公開します!

【シニアメイク技術編】

<訪問美容で行う入居者女性のためのメイク技法>

① 先ず顔にジェルを塗り、お顔のマッサージをして血色よくします。

② フェイスパウダーをたっぷり付けて、フェイスブラシで粉を落とします。
ファンデーションはしません。

その理由は、

  • 年齢が高いほどファンデーションは薄いほうが良い。
    入居の高齢者はないほうが美しい。

クレンジングで落とすとなると施設職員の手間が増える。

③眉を描く

白髪の人にはグレーを入れて。
濃い人は真ん中を濃くして形創る程度で良いです。

眉のない人はしっかり描いてあげるとキリッと締まります。基本眉カットはしません。

④アイメイクは1色だけ

1色をまぶた全体にフワッと塗る程度でオッケー。

色は薄いパープルや薄いピンクが似合います。

逆にグリーン系やブルー系は顔色を悪くするので避けたい色です。

まぶたがかなりたるんで来るので左手で持ち上げながら行います。

指で付けてもやりやすいです。

⑤ チークは横顔が大事

元気そうに見えるので最も大事なパーツです。

普段ノーメイクの入居者がいきなりチークを付けると本人が驚くかも知れないので、側面を重視に付けます。

そうすると正面顏からはあまり付けている感覚がないので本人は安心。

逆に周りの人は横顔から華やかさが目に入ります。

サーモンピンクなどのオレンジがかったピンクがナチュラルに仕上がるのでおすすめです。

少し派手めに付けると効果的ですよ!(^_−)−☆

⑥ リップ

リップはローズやピンクなどはっきりした色ほど肌は白く見えます。

本人の希望を聞きながら色を決めますが、コツとしてはご本人が望んだ色よりも少しはっきりした色を混ぜると華やかになります。

みなさん謙虚ですから控えめの色を選ばれます。

たるみにより上唇が巻き込んで薄くなっている人が多いので、上唇の輪郭線より外側にはみ出し気味に描いてあげると良いバランスになります。

上唇が薄いと怒ったような顔に見えます。

上唇の輪郭線上を足すと笑い顔になります。

リップは最も難しい箇所です。

<入居者男性編>

フェイシャルマッサージをすると顔色が良くなります。眉はキリリと太めに描きます。

血色よくするためにうっすらチークを入れると若々しくなります。

うっすらリップもさしてあげると喜ばれます(^^♪

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一般社団法人 日本アピアランスセラピー協会

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みきしほ
  • みきしほ
  • メイクセラピーshin.shin代表のみきしほです。芦屋隠れ家サロンshin.shinのオーナーで、外見を整えて心を元気にする「一般社団法人日本アピアランスセラピー協会」の代表理事を務めています。どうぞよろしくお願いします。

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